ヘラブナの死魚について
この数ヶ月芦ノ湖でヘラブナの死魚が例年より多く見られており、組合員、遊漁者、地元関係団体にご心配とご迷惑をおかけしております。 当組合はこの数週間で公的機関である神奈川県水産技術センター内水面試験場にヘラブナの検体を数回にわたり持ち込み、魚病等の検査を行っていただきましたところ、魚病による死ではないことが確認されました。 死の原因として考えられるのは、産卵(ハタキ)による体表へのキズや内出血、酸欠、死んでいる個体のほとんどが大きな個体が多く、産卵(ハタキ)で寿命をむかえて死に至っている可能性が高いとの事でした。 また、昨年、一昨年は雨が少なく芦ノ湖の水位が減水で推移したこともあり、産卵(ハタキ)も少なく、今年一斉に産卵(ハタキ)に入った個体が多かったことも要因の一つではないかとのことです。 産卵(ハタキ)が落ち着くにつれて、死んでしまう個体も収束するのではないかとのご回答もいただきました。 当組合も出来る限り、死んでしまった個体の回収につとめておりますので、ご理解のほどよろしくお願い致します。
※画像のヘラブナは芦ノ湖で釣れた個体です。死んでしまった個体とは関係がありません。
コメント